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はじめに
精度高く予算組みを行い、精度高く予算を管理していくことで、 イベントの赤字化を防いだり 、 重要箇所への適切な支出 が可能になります。
予算精度が低いと、本来お金をかけるべきところにどの程度支出可能かがわからず、適切な予算投下ができません。実際は大幅な黒字にも関わらず、イベントの質を自ら落としてしまうことになります。
重要なこと
今後もイベントを健全に継続するためには、単年で黒字にすることが重要。
非営利活動であるため、黒字が最小化されることも重要。
黒字になりそうな分は、参加者・スポンサー・スタッフの負担を減らす方向に消化されることが理想的だが、活動後半で有意義に消化することは難しいため、そもそも過剰な黒字とならない工夫が必要。
PyCon JP では、予算の状態を以下の2種類に分けています
仮予算: イベント開催の約6ヶ月前に、大枠の収支情報を集め、一旦の収支バランスをとった状態
スタッフ活動が開始されるにあたって、ある項目にいくらまで支出できるか等、随所の支出判断の指針として必要。
仮予算がないと、無計画な支出になり、スタッフ活動の後半でそのしわ寄せが来てしまう。
本予算: スタッフ活動を通じて仮予算の精度を上げ、イベント開催の約3ヶ月前に最終的な予算組みとして確定させた状態
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